お盆が終わってからもめまぐるしく時間がすぎた。
どうやら本当に私は疲れていたみたい。
考えないでいいことをくよくよ考えていたみたい。
笑って、笑って、楽しんでいたつもりだったけど、
まだまだ楽しめたみたい。
というようなことを、人から言われて
そうだったんだと思って気が楽になった。
と同時に涙が止まらなかった。
ひっくひっくなって、
今、キーボードたたきながらも涙がでてくる。
悲劇のヒロインになるのは簡単で、
自分ではそのつもりじゃなくても、
悲劇のヒロインになっていて、
落ち着いて考えれば、
たいしたことないことでも、
両手をふりかざして自分に降りかかってくる
大きな問題に見えたり。
仕事でも、
これ以上、自分に仕事ふりかかってこないで、
って思ってびくびくしてたらどんどんやってきて、
どんなんでもきやがれ~ってどっしり構えてた方がうまくいく。
働いてて、
何が一番腹が立つかわかった。
私のプライベートの楽しい予定に影響が出ること。
何も予定を入れてないときならいけど、
友達との約束があるときなんかに、
今日中に終わらせないといけない仕事なんかを急に先輩からもらったりしたら
むき~ ってなる。
その予防線の張り方もわかってきた。
中国からの社員さん
といっても23歳、
社会人経験がもう5年あるから私よりだんぜんしっかりしてて
年下には見えないんやけど、
会社で一番年齢も近いこともあって
なんか友達みたい
うちに1週間いて
その後はマンスリーマンションみたいなとこに住んでるんやけど、
いっしょの部屋で過ごした1週間も楽しかった。
の反面、他人と暮らすことは気も遣うなぁと。
ホームステイを受け入れるってこういうことなんだなって思った。
そうだよね、だって下宿してる妹がうちに帰ってくるだけで、
うれしいんやけど、気を遣うこともあるねんから。
お母さんがめんどう見ることをがんばってくれた。
私が、日本でも海外でもよく友達の家に泊めてもらってお世話になってきてるから
その恩返しのつもりだったらしい。
彼女、すごくいい子で、
明るくて、よく気がついて、自分の意見もぱしっと言えて、
どこでもやっていけそうな子。
家族にも大絶賛で、
私が用事で出かけて、
彼女がお母さんたちと家で過ごしてた日なんて、
家に帰ってきてドアを開けたら、
私が「おじゃましま~す」って言いたくなるくらい
溶け込んでいて、
あっ、家族盗られたと思う反面、よかった~と思った。
昼休みも一緒にご飯食べに行ってて、
うちの会社、みんな昼ごはんばらばらで食べに行くのが
普通になってて(忙しかったり、変に気を使ってしまったり)
彼女が会社に来たことで
新しい風が吹き込まれている。
まず、生まれて初めて日本に来て、
会社に一歩足を踏み入れてすぐに、
「みんな、愛してるよ~」って叫んでた。
19才から日本企業の現地法人で働いていたから、
日本語もばっちしだし、
社会人としての振る舞いも、
おじさんとの会話もばっちし、
働き方に対する考え方もしっかりしている。
彼女から学ぶことはたくさん。
10月の頭くらいまでいるから
その間にたくさん交流したい。
会社でも、よく姉妹みたいっていわれる。
ノリが同じなの。
彼女、すごくオヤジギャグを飛ばす。
だんだん私もそのノリについていけるようになった。
いやいや、元からか。
ふわ~っ、今日も秋みたいな風がきもちいいよ。